生後2ヶ月で まだ片手に乗るくらいの大きさだった頃も
生後9ヶ月の 会う人みんなにキレイと言われた頃も
メタボで 誰からもカワイイと言われなくなった頃も
年を取って 痩せてきた頃も
ヨボヨボになった最後の頃も
骨になった今も
私にとっては どのまるおも 全て愛おしいよ。
「どんな姿になっても構わない」 「大好き!」
今も変わらずそう思ってる。
だから ずっとずっと幸せでいてね。
まるおがいる頃は「あれも出来ない。これも無理。」…
と色んな事を諦めてきたつもりだったけれど、いざいなくなると
何にも手に付かなくなり、普段の家事すらままならない。
もう いつどこへだって行けるのに
時間を気にする事なく 遊びに行けるのに
… とにかく家にいたい
夫婦揃って出掛けても、すぐに帰りたくなるから不思議です。
だったら、生前もっとそうしてあげたら良かったじゃないかと
自分達ですら そう思うほど。
最近、私は余り物事にこだわらなくなってきた。
完璧主義だったのに、「ま、いいか。」でスルーしたり
小さな事に目を瞑れるようになってきた。
今はボーッとしているので、車に轢かれないよう心掛けています。
心は 低く冷たい所で 一定のレベルを保っている感じ。
喜怒哀楽の「哀」の部分が突出しているので
他の感情が著しく乏しいように思う。
取り敢えず、まだ飛んで行きたい場所もなく
トライしたいと思える事もなく、食べたい物もそんなになく
欲しい物さえ浮かばない。
まるおは私達を癒すだけではなく、相当なパワーを
くれていたんだなぁ…。 ありがとね…。
余りにも辛いので、ペットロスの事をネットで調べてみた。
でも 私が見た飼い主さん達は、殆ど次のコを迎えていた。
うちは「もう虫一匹飼わない」と断固決めているので
心癒すものに出会える可能性は低いです。
とにかく「一匹入魂」だったので、まるおが昨年末に
何も飲まず食わずで死を覚悟しているのを知った時には
「私も一緒に(あの世へ)連れてって!」と言ってしまった程です。
ただ、色々書いてあるのを見ると…
やはり毎日飼い主が泣いてばかりでは、ペットが心配して
天国へは行けないと。 ああ、やっぱり…
とにかく、魂があの世とこの世を行き来する四十九日までは
もっとまるおを感じて、感謝しながら日々すごさねば…
と思うようになりました。(実際はまだ泣いてばかりですが)
その四十九日ですが、ちょうどお盆に当たるので
良い区切りとなるよう祈っています。