21歳

 

まるおが生きていたら、今日で21歳になります。

 
 

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↑ お骨を包んでいるのは、猫モチーフのハンカチです。

 
 

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↑ 夏場は涼し気に見えるよう、ブルーに衣替えしています。

 
 

このハンカチは「メッセージハンカチ」で、英語で
「あなたにたくさんの幸せが訪れますように」と書いてあります。

 

今までもこれからも、まるおの幸せを願っています。
ただ今までは、私自身の幸せは「どうでもいい」と思っていた時期もあり
それではまるおが喜ぶわけがなく…
やっと「元気出して頑張ろう」と気持ちを一新したところです。

 

自分を大事に出来ない人が、誰かを大事になんて出来ませんから。
こうして生かされてる以上、一生懸命生きるのが残された者の務めです。
そう、今を生きるだけ。。。
 
 
 
 

Like a Baby*

 

スマホを持つまでは、スケジュール帳を持っていました。
2013年の分が最後になるわけですが、前半はまるおの看護・
後半は何も出来ない状況が続いたので殆どが白紙。

 

そんな中で、1月21日の予定を見て当時を思い出した…
注文していた特注の棚や掛け時計が届いた日だった。
前年の11月末にまるおが倒れて以後、初めて他人が家に入るので
大丈夫かと不安に思う私をよそに、まるおはとても落ち着いていた。

 

夫に大事に抱かれたまるおは、表情といい、大きさといい
まるで赤ちゃん猫のようで、何とも言えず可愛かった。
あの時の事は相当印象に残っているようで、ふとした瞬間
今でもよく思い出します。

 

あの日の写真は撮ってないけれど…

 
 

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↑ 私にはこんな風に見えました。生後数ヶ月の頃に戻ったみたいだった。

 
 

なぜだか今日は涙が出ます。
最近はすっかり「まるおはそばにいる」と思えるようになってて
泣く事なんてなかったのに。 たまには仕方ないよね…。
 
 
 
 

あれから二年

 

二年前、まるおが何も食べなくなって、獣医さんに往診に
来てもらって、静脈注射で命を繋いだ。
覚悟を決めたまるおと、諦めきれない私の攻防は
一週間前後で終わるはずだった…。

 

当時、スケジュール帳には何も書けずにいたのに
今日読み返してみると、11月26日はたった一言
「まるおは助かると決めた日」と書いてあった。

 

あの状況で、何を根拠に私はこんな事を書いたのだろう?
でも その思いがあったからこそ、7ヶ月もの思い出が
プラスされた事は確か。

 
 

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↑ 諦めなくて良かった…。今改めてそう思う。
 
 
 
 

本家

 

野良猫ネタが続きましたが、本家はコチラ まるおくん♪

 
 

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↑ 二年前の今日撮ったこの写真はまだ「割と元気な感じ」ですが…

 
 

この日から、少しずつ目に見えて弱っていった。
どうしようもなく 寂しかった。
今思い出しても辛いけれど、当時自分が持ってた悲しみを手放し
純粋にまるおの事だけを思うようにしています。

 

よく頑張ったまるお、偉かったなぁ… カッコ良かったなぁ…
心の中で褒めまくる。
私も一年前の私ではない。もう悲しみに囚われない。
涙は出るけど、最後は笑顔で話し掛けられるようになりました。
 
 
 
 

本当に引き寄せたいもの

 

私にとって、お散歩=野良猫探し みたいなものではありますが
まるお似のコは滅多に見掛ける事がありません。しかし…

 
 

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↑ まるお! 小さい頃のまるおによく似てる! どうか目を開けて…!

 
 

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↑ ああ、まるお… やっぱりブルーの瞳をしてる。

 
 

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↑ 近くには親兄弟がたくさんいましたが、警戒心ハンパなし。

 
 

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↑ このお母さんらしき猫が一番フレンドリーでした。

 
 

この界隈には、野良でよく見掛ける色柄のコ達が一式揃ってました。
小さいコ達は全然人馴れしておらず、触るどころか近寄る事さえ
出来なくて 残念に思っていたところ…

 

帰りにうちのご近所さんちの外猫さん達を見ていたら
そこのご主人が「猫好き?」と聞いて来てくれて、家猫さんを
見せてくれた上、抱っこまでさせてくれたのです。

 

ああ、願いは叶うんだ…
そう強く思った一日でした。。。