1年前を振り返ると…

 

2012年10月11日のお昼頃のまるおです。18歳と7ヶ月。

 
 

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↑ こんな風に脚や尻尾を持って寝る姿も、もう見られなくなっていきました。

 
 

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↑ 箱座りも 段々難しくなっていったね…。

 
 

昨年9月頃から、一気に「別れの予感」が増していきました。
まるおにカメラを向けられないくらい、私も精神的に参っていたけど
「後で後悔するかも…」と、10月からまた少しずつ撮り始めた。
でも、「来年の今頃は もうまるおはいないかもしれない」
そう思いながら撮る写真は、寂しさに満ちたものばかりでした。

 

もう長年の事ですが、この頃まるおは 日に一度は吐いていました。
お腹に何も無くても、何も出なくても、嘔吐くのです。
吐いても吐かなくても、その負担は相当なものなので、本当に
可哀想で仕方なかった…。

 

獣医さんに何度相談しても「腎臓が悪いから仕方が無い」との事。
腎臓が悪くなると脱水症状が進み、それで色んな機能が低下するので
基本的にはお水をたくさん飲ませなければならない。
でも、今思うと 私自身もその意識が低かった…。

 

その後、危機感を感じた夫が「H4O」という水素水を買って
まるおに飲ませろと言うのでそうしたところ、まるおには
とても合ったようで、「もっと早くに買えば良かったね」と。
人間用とペット用がありましたが、量が違うだけでした。
個人的な意見ですが、腎臓の悪いコには有効だと思います。。。
 
 
 
 

慢性腎炎

 

まるおは、6歳という若さで「慢性腎炎」と診断されました。
当時 無知だった私は「もうすぐ死んでしまうんだ!」と大泣きし
それはそれは嘆き悲しんだものでした。

 

それから13年、まるおは生きてくれました。
「コバルジン」という薬を、ヒルズの「k/d」という缶詰に混ぜ
一日一回やり続け、最後は薬も缶詰も他の物に替えましたが
努力の甲斐があったというものです。

 

猫は余りお水を飲まない動物なので、腎臓病にかかるケースが
多いようです。その上 偏食なので、小さい頃から 色々気を遣って
あげた方が良いです。フードも 病院のものが1番でしょうね。

 

… 全部、後になってわかったり 思ったりした事なのが 残念です。

 

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↑ 大昔の携帯の待ち受け画面がコレでした。

 
 

2004年10月5日の夜に撮った写真。
9年前のちょうど今日。
御飯が欲しくて、お行儀良く座っている姿です。。。
 
 
 
 

病院へ

 

2月に入り また食欲が落ち、よく吐くようになった為、まるおを病院へ
連れて行きました。検査の結果は、やはり前回よりかなり悪くなっていて

BUN(尿素窒素): 64.8
CRE(クレアチニン): 4.6

…と、基準値を2倍も超える数値。

 

とにかく脱水が進んでいるので、皮下点滴を受けて帰りました。
が!まるおは点滴が余り体質に合わないようで、何度もトイレで出たり
入ったりを繰り返し、珍しくよく鳴いていました。

 

翌日、そしてそのまた翌日も、吐いていました。
見てるだけで辛い…
本当に可哀想です。

 

吐くのは、腎臓が悪いから「仕方ない」と獣医さんはおっしゃいます。
この時は それを信じるしかなかったけれど、後々になって「もっと何か
方法があったはず」と、激しく後悔する事になるのです。

 

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↑ 2012年2月5日のまるお。この頃はずっとこんな感じ…。