夜寝る前に、まるおメモを見ていた夫がしみじみと言った。
「まるお、よく頑張ったなぁ…」と。
ただのメモ書きのつもりで書き出してから、実に201日間。
最初の頃、殆ど何も食べないような状態が続いていた事を
考えると、まさに奇跡としか言いようがない。
「生きたかったんやろうなぁ。」と言う夫に
「うん、途中からね…」と答えた。
一度は諦めた命。
自分で幕引きしようと確実に決めていたまるお。
もしあの時点で亡くなっていたなら…
今頃私はどんな思いでいただろう…?
そんな事を考えながら、眠りに就いた。