大切に慈しんできた 小さな命を失ってから
私はすっかり抜け殻のようになってしまった。
朝目覚めた瞬間から、もう既にまるおがいない事を
認識している自分が悲しかった。
「どう?まるお。調子は?」
「今日も暑そうだよ〜。」
「御飯にしようか?」
今までと同じように話し掛けてみる。
当たり前の毎日が蘇り、心が落ち着く気がした。
でも、やっぱり涙が溢れる。
心身共に限界だったし、泣き疲れてその場で眠る…
それを家のあちこちで繰り返した。
何をしても、まるおの気配を感じる事は一切なかった。
もうホントにいないんだ…
そう思った。
↑ まだ 大きな写真も立派な額も用意出来ないでいる。。。