阪神淡路大震災の時、まるおは生後１０ヶ月だった。
その頃は、私の妹（←動物好き）と一緒に寝ることが多くて
その日もそうしていたはずだったのに…
まるおのことをまだ「みゅう」という名で呼んでいたその日
まさにその大地震の直後、「みゅうがいない！」ってなった。
狭い家中のどこを探しても見つからないのです。
ただ、逃げて出るような所も無ければ、気が弱いみゅうに
そんな度胸なんてないこともわかっていました。
暫くすると、「にゃぁ…」と、か細い声が聞こえてきて
見ると、壁とタンスの後ろに出来た隙間にいました。
そこは家の中で一番安全な所で、「偉いものだな〜」と
それはそれは感心したものでした。
今となっては、懐かしい思い出話です。。。
↑ 去年の今頃、ちょっと得意気な表情のまるおでした。
悲しみに暮れ、苦しみ もがき続けた今年が終わる。
それと同時に、まるおがいてくれた年が終わる。
さよなら、今年。
でもまだまるおには、さよならは言わない。
だってずっとそばにいるから。
ずっとそう思えるようになるまで頑張る。
ありがとう、まるお。
今年の半分、生きてくれた。
そんなに長く、生きてくれた。
もうそれだけで、私は頑張れる。
↑ 一年前のまるお。そこにいてくれるだけで良かった。
一生懸命、生きようとしていた。
その姿、絶対忘れない。
今日でまるおが亡くなってから、ちょうど半年になります。。。
今月半ば頃、とても心が軽くなって、「まるおはずっと私のそばにいる」
と本気でそう思えるようになっていました。
しかし、いつも通り、また「反動」が…。
いつにも増して、悲しくなって、淋しくなって、どうしようもない。
超ネガティブな方向へ行ってしまうのです。
すると、また体調が悪くなり、今度は帯状疱疹が出来てしまいました。
気持ちが落ち込むと、いつも体を壊します。
そして、体を壊すと、また気持ちも沈む…
だけど、いつまでもそんな風に思っていても仕方ないし
今回は自業自得です。反省せねば…。
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↑ ランダムに設定したデスクトップの写真、今はコレになってます。
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↑ きっと同じ時に撮ったんだねー。夜中に撮ったのだけは覚えてる。
眠そうに目を開けてくれたのよね。。。
最近、もう号泣する事も無くなってきたなぁ… と思った矢先
１年前の事を思い出していたら、涙が止まらなくなった。
↑ 昨年11月20日、朝のまるお。本当にしんどそう…。
このような姿はもちろん、１９年のありとあらゆるシーンが
物凄いスピードで脳裏を横切り、パニックになりそうだった。
夫が帰って来ても、お構いなしにキッチンで泣き崩れ
自分でもどうしようかと思った。
まるおが亡くなってからのこの５ヶ月間を振り返ると
月に２度くらいは泣かずに済む日があるのですが
それ以外は僅かでも涙が出ます。
もう仏前で泣きまくる事はしませんが、やはりずっと
家にいた猫ですので、ここが一番の思い出の場所で
どこを見てもまるおの面影を追ってしまう。
考え方ひとつで私も楽になれるのでしょうが
それが上手くいっては引き戻され…の繰り返しです。
やはりまだまだ時間が必要なようです。
悲しい思い出だけ削除…なんて都合の良い事は出来ない。
全部ひっくるめて受け止めなければいけません。
これでも、少しずつ前へ進んでいます。
頭ではもう十分わかっています。
まるおも私達も幸せだった。
今も幸せ。
あれ以上はなかったと。
後悔はキリがないし
それだけまるおが大切だったということ。
会えないのではなく、ずっと心にいてくれる。
そう実感出来るまで、どんな事でもするつもり。
焦らず、静かに、頑張り抜こうと思います。
先日行ったペットショップですが、近くまで行ったのでまた寄ってみた。
「あのコ達、まだいるかな？」って。
嬉しいような、悲しいような、まだまるおに似たラグドールも相方（？）の
スコティッシュフォールドもいて、２匹で仲良く眠っていました。
が！ 別のゲージでは、アビシニアンとロシアンブルーが激しく戦って
いました。よく見てみると、アビシニアンが一方的に絡んでいる様子。
とにかくしつこいのです。
店の人が来て、中を片付けたりしても、その後もずっとケンカを
仕掛けていて、温厚そうなロシアンブルーがお水を飲んでいても
背後から叩いてきます。
…で、思わず私、アビシニアンに向かって手を叩いて
「何してんの！あかんでしょ！」と威嚇。（笑）
何度か繰り返して攻撃の手を遅らせはしたけど、それが限度だった。
それで、また「まるお似」のコの所へ…
顔はまるおの方が美形だったなぁ…
なんて親バカな事考えて、気丈にしていたつもりでしたが
寝姿を見てるとやはり思い出してしまい、また涙。
そこでまた強制終了となりました。。。
↑ 元気いっぱいに走り回ってた頃…
逃げ足も速かったね。。。