ふれあい

 

いつも まるおのお花を買いに行く時に通る小路に
行きはいないが帰りにはいる…という猫さんがいます。

 

最初は野良猫だとおもっていたそのコは、民家の窓辺・面格子の際に
段ボールを置いてもらって、気持ち良さそうに眠っている事が多い。
今日も行きに見た時には空っぽだった段ボール箱に、帰りは
しっかりと納まっていました。

 

私が近付くと、こちらを見上げ 警戒した様子もないので
面格子越しにアゴや頭をなでなでしてみた。
「まるおよりも毛がしっかりしていて弾力があるなぁ」と思いながら
気持ち良さそうなその顔を見ていると、涙がこぼれた。

 

3ヶ月振りに猫に触れ、心に温かいものが流れ、それが涙になった。
そのコに「触らせてくれてありがとね…」と言って、人が来る前に
立ち去った。。。

 
 

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↑ 以前撮った写真ですが、見た目も激似だし、このリラックス振りからして…

 
 

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↑ やっぱりこのコじゃないかな〜と思います。。。
 
 
 
 

3ヶ月

 

まるおが天国へ旅立って、今日で3ヶ月になります。
この3ヶ月で涙を流さずに済んだ日は、2日間だけでした。
どちらもつい先日の事で、朝から晩まで家を空けた法事の日と
根拠も無く「まるおはそばにいてくれてる」と思えた日。

 

昨夜から、亡くなった当日の事を思い出しては やはり泣いている。
幸せな最期が永遠の別れとなったあの瞬間は、安堵と悲しみが
同居した とても複雑な心境だった。

 

3ヶ月も経てば 少しはマシになるかと思ったのに、幾らでも涙が出ます。

 
 

20130926

↑ 去年の今頃。もうこんなに小さくなっていたのね…。

 

 

 

 

初夢

 

今日、まるおの夢を見ました。
まるおを抱き上げようとしても 重くて持ち上げられない…
そんな夢。

 

まるおは メタボの頃のような体系をしていて、無表情だった…。

 

生きてる頃から、余りまるおの夢を見た事がなかったので
今回のような「イマイチ意思の疎通が出来ていない」感じでも
とても嬉しかった。

 

朝起きて、夢の内容を夫に話すと…
「まるおはもうどこへも行かないっていう意味なんちゃう?」と。
・・・そう思う事にした。。。

 
 

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↑ メタボだよね〜。2007年・12歳半の時はこんなに太ってました。。。
 
 
 
 

成れの果て

 

ペットの 介護・看取り・供養
この過程を経て、「私、健康です」と言える飼い主さんは
余程人間が出来ている人だと思います。

 
 

20130906

 
 

私はまるおが亡くなるひと月ほど前に「体調ヤバいな〜」と
思い出しましたが、それから眠れない日々と神経衰弱、そして
ついに来た最愛のまるおとの別れを経て、体のあちこちが
次々と悲鳴をあげ出した。

 

痛く、辛い、でもどうしようもない。
検査や治療を重ねても、治らない。
結局、「自分次第なのだろう」と悟り、こんな惨めな状態では
まるおが可哀想だと思い、本気で「元気になりたい」と願った。

 

今日はほんの少し、体調がマシだったような気がした。
昨日がピークだったらいいけれど…。
そういや、まだ今日は涙が出ていない。
やはり病は気からなのかもしれない。。。

まるおの仕業

 

晩御飯の肉じゃがを「煮込む時間が足りない!」と焦っている私に
「大丈夫、ボクが何とかするから…」という声が聞こえた。
「え? まるお、そんな事出来るん?」
「うん、ボクに任せて」

 

そんなやり取りをしたのが、晩の7時35分の事だった。
今日は8時くらいには帰って来るだろう…と思っていたけど
夫が帰宅したのは8時35分くらいだった。

 

そして、帰るなり「ホントは早く会社を出たのに、車に乗る前に
部下に捕まってしまって…」と言ったので、ビックリした。
「その捕まった時間って…もしかして7時35分頃?」
と聞くと、「7時半だと思って用意して会社を出たから
ちょうどそれくらいかな」と。

 

「それ、まるおの仕業」と告白した。
間違いない、まるおは約束を守ってくれたのです。
もちろん、何でもかんでも都合良く解釈する気はないけれど
生前からずっと会話を繰り返してきた私達は、今もしっかり
意思疎通が出来ているのだと確信した。

 

その他、実は色々話をしてはいますが、あんまり言うと
頭がおかしいと思われそうなので控えます。(笑)

 
 

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