実家の猫

 

今日は夫の実家の猫「ミミちゃん」の5度目の祥月命日です。

 
 

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↑ 私の好きな緑色の瞳をしていました。

 
 

夫が小さい頃から 長い間、犬や猫を飼っていたそうですが
今まで飼ったペットの中でも、特に義母が可愛がっていたのが
このミミちゃんでした。

 

野良だった母猫ミーちゃんを家に入れたところ
コタツで4匹の子猫を産み、その内の1匹がこのコ。
その後、母娘猫共に 20年以上生きました。

 

ミミちゃん亡き後、義母は まるおに会って抱っこ出来るのを
楽しみにしていた。けれど、まるおも3ヶ月前に他界。
もう「家族」と呼べる猫はいないのです。。。
 
 
 
 

ふれあい

 

いつも まるおのお花を買いに行く時に通る小路に
行きはいないが帰りにはいる…という猫さんがいます。

 

最初は野良猫だとおもっていたそのコは、民家の窓辺・面格子の際に
段ボールを置いてもらって、気持ち良さそうに眠っている事が多い。
今日も行きに見た時には空っぽだった段ボール箱に、帰りは
しっかりと納まっていました。

 

私が近付くと、こちらを見上げ 警戒した様子もないので
面格子越しにアゴや頭をなでなでしてみた。
「まるおよりも毛がしっかりしていて弾力があるなぁ」と思いながら
気持ち良さそうなその顔を見ていると、涙がこぼれた。

 

3ヶ月振りに猫に触れ、心に温かいものが流れ、それが涙になった。
そのコに「触らせてくれてありがとね…」と言って、人が来る前に
立ち去った。。。

 
 

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↑ 以前撮った写真ですが、見た目も激似だし、このリラックス振りからして…

 
 

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↑ やっぱりこのコじゃないかな〜と思います。。。
 
 
 
 

3ヶ月

 

まるおが天国へ旅立って、今日で3ヶ月になります。
この3ヶ月で涙を流さずに済んだ日は、2日間だけでした。
どちらもつい先日の事で、朝から晩まで家を空けた法事の日と
根拠も無く「まるおはそばにいてくれてる」と思えた日。

 

昨夜から、亡くなった当日の事を思い出しては やはり泣いている。
幸せな最期が永遠の別れとなったあの瞬間は、安堵と悲しみが
同居した とても複雑な心境だった。

 

3ヶ月も経てば 少しはマシになるかと思ったのに、幾らでも涙が出ます。

 
 

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↑ 去年の今頃。もうこんなに小さくなっていたのね…。

 

 

 

 

初夢

 

今日、まるおの夢を見ました。
まるおを抱き上げようとしても 重くて持ち上げられない…
そんな夢。

 

まるおは メタボの頃のような体系をしていて、無表情だった…。

 

生きてる頃から、余りまるおの夢を見た事がなかったので
今回のような「イマイチ意思の疎通が出来ていない」感じでも
とても嬉しかった。

 

朝起きて、夢の内容を夫に話すと…
「まるおはもうどこへも行かないっていう意味なんちゃう?」と。
・・・そう思う事にした。。。

 
 

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↑ メタボだよね〜。2007年・12歳半の時はこんなに太ってました。。。
 
 
 
 

成れの果て

 

ペットの 介護・看取り・供養
この過程を経て、「私、健康です」と言える飼い主さんは
余程人間が出来ている人だと思います。

 
 

20130906

 
 

私はまるおが亡くなるひと月ほど前に「体調ヤバいな〜」と
思い出しましたが、それから眠れない日々と神経衰弱、そして
ついに来た最愛のまるおとの別れを経て、体のあちこちが
次々と悲鳴をあげ出した。

 

痛く、辛い、でもどうしようもない。
検査や治療を重ねても、治らない。
結局、「自分次第なのだろう」と悟り、こんな惨めな状態では
まるおが可哀想だと思い、本気で「元気になりたい」と願った。

 

今日はほんの少し、体調がマシだったような気がした。
昨日がピークだったらいいけれど…。
そういや、まだ今日は涙が出ていない。
やはり病は気からなのかもしれない。。。