晩御飯の肉じゃがを「煮込む時間が足りない！」と焦っている私に
「大丈夫、ボクが何とかするから…」という声が聞こえた。
「え？ まるお、そんな事出来るん？」
「うん、ボクに任せて」
そんなやり取りをしたのが、晩の７時３５分の事だった。
今日は８時くらいには帰って来るだろう…と思っていたけど
夫が帰宅したのは８時３５分くらいだった。
そして、帰るなり「ホントは早く会社を出たのに、車に乗る前に
部下に捕まってしまって…」と言ったので、ビックリした。
「その捕まった時間って…もしかして７時３５分頃？」
と聞くと、「７時半だと思って用意して会社を出たから
ちょうどそれくらいかな」と。
「それ、まるおの仕業」と告白した。
間違いない、まるおは約束を守ってくれたのです。
もちろん、何でもかんでも都合良く解釈する気はないけれど
生前からずっと会話を繰り返してきた私達は、今もしっかり
意思疎通が出来ているのだと確信した。
その他、実は色々話をしてはいますが、あんまり言うと
頭がおかしいと思われそうなので控えます。（笑）
昨晩の子猫の動画のせいか、朝から雨模様のせいか
とにかく気分が落ち込んでいた。
雷も鳴ってるし、パソコンを使うのは控えよう…
で、この前買った本を読もう！
タイトルに惹かれて買った本だけど、私はまるおがなんで私の元に
やって来てくれたかは ここ１年くらいの間でわかってきていた。
だけど、やはりここは客観的にそれを知りたいと思ったし
ペットロス症候群が治る近道になってほしい希望も込めて
買ったのですが、既に夫に先に読まれてしまいました。
夫曰く「理解出来る所はたくさんあるが、出来ない所もあった」
で、私もゆっくり丁寧に読み進めてみたところ…
本当に個人的な意見ですが、私は全て共感共鳴出来ました。
「きっとこうなんだろう…」と思っていた事だらけ。
ただ、実行出来るかどうかは別として。
心で思ってる事を活字にしてもらった…そんな感じでした。
なかなか都合の良いように頭を切り替えるなんて事は難しいけど
少しはまるおを身近に感じられるようになりました。
それで私が幸せなら、まるおもきっと幸せなはず。
本を読んで、泣いて、心が軽くなりました。。。
