静脈注射(点滴)

 

20121130

 

26日の午後から30日の夜まで、約4本 静脈点滴をしましたが
その間の事を書きます。

 

夜私達と一緒に眠る以外は、ずっと点滴に繋がれたままなので
部屋の配置を換え、まるおが眠るすぐそばにトイレを置きました。
(2014年12月2日の記事を参照して下さい)

 

まるおは体の右側を下にして寝る事が多い事から、右腕に針を
打たれました。殆ど寝ているとは言え、たまには起きて来るし
針が抜けては大事なので、ずっとそばに付いていました。

 

半日は点滴をしている状態なので、トイレに行く時は大量に
尿が出るし、便はやはり軟便でした。そして3回程 吐きました。
今日は 眠りが深かったせいか、トイレのタイミングがずれ
午後3時半頃 おねしょして飛び起きる…という結果に。
もうちょっと早く起こせば良かった。

 

その際、寒さのせいか ショックのせいか 震え出すし
それ以後のトイレは、中で座り込むようになってしまった。
最初はスローペースだった点滴を、どんどんスピードアップして
いったのが悪かったのかもしれません。
まるおは、点滴が体質に合ってないようなところがあるので。

 

夜 眠る時は 寒いし、まるおも痩せて骨っぽくなっていたので
あのコのお気に入りのミニ毛布でくるみ、それごと抱いて寝て
いたんですが、どうやら夫もそうしたいようだったので…
「毎日交代交代で」という条件で、まるおを渡した。

 

点滴を毎日のように買いに行き、セッティングも全て夫がやって
いました。彼もいよいよ「まるおはもう長くないんだ」と悟り
まるおを思う気持ちが私と同じくらい、高まっていたのです。。。
 
 
 
 

往診:3回目

 

少し点滴の管に血が混ざってるのが気になったのと
今後の事も聞きたくて、また獣医さん達に来て頂いた。
先生は「上手く看取る事を考えた方がいい」とおっしゃり
「それがこのコの為だ」とは言わなかったけれど、そう
聞こえたし、私はそのように理解した。

 

首輪もした事のないまるおを、このような形でずっと
つなぎ止めておくのは どうなのか…
ただ、もう夫は以前の夫ではなく、「まるお、生きてくれ!」
と一心に思っている。彼をどう説得出来るだろうか…

 

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↑ 見えにくいけど、少し管に血が混ざってます。←問題なし

 

本日の診療費は、6620円でした。内訳は…
再診料 840円、往診料 2630円、輸液セット 3150円
 
 
 
 

往診:2回目

 

今日も往診に来てもらった。
静脈注射をしてもらう以外、もう方法は無かった。
先生は それが「ただの延命になるだけ」かもしれないからと
余り気が進まない様子だったけど…。

 

確かにしんどそうだけど、食べない以外は以前と変わらないし
まだ自分からおトイレも行くし…と言うと
「飼い主さんは皆そうおっしゃるんです」
「猫は最後まで自分でトイレに行こうとするんです」
と、先生はおっしゃった。

 

今日の診療費は、7670円でした。内訳は…
再診料 840円、往診料 2630円、輸液セット 3150円、血管確保 1050円

 

この日の晩、夫の実家の人達と食事会の予定がありましたが
当然私は行きませんでした。夫の両親は息子を迎えに来た際
「(私が)今からあんな調子で大丈夫なのか?」と言っていたそうです。
他人事なんだな…と思いました。

 

20121126

 

私ひとりでも、きっとまるおを助けてみせる!
そう決心し、そばで眠るまるおに「まだ死んじゃダメだよ」
「まだありがとうもごめんなさいも、全然足りないでしょ?」
と言い、たくさんの思い出話を静かに話し続けました。。。
 
 
 
 

サヨナラの足音

 

昨日は注射が効いたのか、まるおは少し御飯を食べた。
そして、お水を物凄い勢いで飲んだまでは良かったけれど…
晩に思いっきり吐いた。
しかも、鮮やかな黄色い液体を。

 

そして、やっぱり食べなくなった。
今日は日曜なので、病院はお休み。
日曜だけど、夫は会社。
こちらも何もやる気が出なかったけど、辛くても
まるおの写真を撮っておかないといけない…

 

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でも、この表情を見るともう… ああ、本当に辛いんだ。
しんどい思いさせてごめんね、まるお。
 
 
 
 

往診:1回目

 
20121124

 

朝になると、往診の事で夫が私に「不服そうやな。」と言うので
無視していたら、「勝手にしろ!」と言われた。
私は長年まるおを見てきて「口内炎なんかじゃない!」
と確信してはいたけれど、念の為まるおの主治医に電話して
聞いてみたところ…

 

「腎臓の悪いコに抗生物質は投与出来ない」とおっしゃった。
そして、やはり先生はどうしても往診には来てはくれないと
言うので「では、他の病院に頼みます」と電話を切った。

 

そして、ちょっと深呼吸して、まだ9時前だったけど
大昔一度だけ診察を受けた動物病院に電話をしてみたら
なんとカルテがまだ残っていた!
そして、その受付らしき女の人がとても真剣に話を聞いてくれて
午後からの往診の予約を取り付ける事が出来ました。

 

2時15分頃に、先生と2人で往診に来て下さり、静脈注射と
吐き気止めの注射を打ってもらい「これで様子を見て下さい」と。
これで安心!って感じでは 全くなかったけれど、先生達が来て
下さっただけで、こちらの心が落ち着きました。

 

診療費は6620円でした。内訳は…
再診料 840円、往診料 2630円、静脈注射 2100円、皮下注射 1050円
初診扱いにされなかった事に、ちょっとビックリ。

 

そして、感謝。。。
もうひとつのブログにも、今日の事を書いています。→「かがりび。」